―水と油小作品集―
を三鷹市芸術文化センター星のホールに見に行ってきました。
本来4人でマイムパフォーマンスをする集団なんだそうですが、今回の公演は4人がそれぞれの作品を作り、作品によってはメンバー以外の人が参加しています。
通常の作品を見たことがないので、今回の公演がどのくらい違うものなのかよくわからないのですが、なかなか面白かったですよ。
パントマイムといえば、エレベーターや自転車や鏡などを想像していましたが、もっと深いものなのですねぇ
この会場はそれほど広くないのですが、客席の段差が少なく、座席も交互になってないので、前の人の頭が邪魔で、非常に見づらかったです。
舞台上の演者の動きが全て見れてこその美しさがわかる作品が、頭でかくれてしまって台無しだったのが残念です。
4つの作品のそれぞれの感想
「鍵は、持っているのだ。」
中央に置かれたテーブルの左に女性、右に男性、奥にもう1人女性がタイプライターを叩いています、
どうやら取調室のような感じです。
音とにあわせてそれぞれが、動き座る場所、もっているものによって立場がどんどん入れ替わるというもの。
目まぐるしくかわって、理解が追いつかない。
「すがぽん劇場 A―」
すがぽんのひとり舞台。
パントマイムを充分に楽しませてくれる作品で、笑いも音楽もたっぷりで、非常に派手です。
最後にちぎった新聞の山や大砲で会場に向けて紙ふぶきを飛ばしたり、とっても楽しかったです。
会場を散々散らかして、このあと15分の休憩に入るのですが、休憩中に舞台の幕のなかから掃除機の音が聞こえるところが、笑えます。
このすがぽんさん、終演後ロビーにもいらして、とってもカッコいい人でしたよ。
賢太郎さんのソロライブもこんな感じかしら?と思いながら見てしまいました。
「誘惑」
舞台左手に事務机と黒電話で、会社のような感じです。
男性二人と女性一人で演じられます。
会社の中での様子が、速いテンポと繰り返しの動きが非常に面白いです。
バラバラの動きがあるところで、ひとつに繋がる美しさと言うものが感じられて好きな作品です。
最後には手にしたチケットが一瞬で消えてしまうという手品での終わり方もおしゃれでした。
「ウラニワ」
男性4人による群舞的な作品です。
4人の動きが流れるようですごいのですが、何を表現しているのか良くわからない。
これは、私にとっては難しすぎるなぁ・・・
全体的に、私は衣装が気になりました。
女性の着ているワンピースや、男性のスーツがとってもラインがキレイなんですよ。
凄く動き回るのに、すっと立ち上がった時に全く乱れていなくて、仕立てがいいんだろうなぁ・・・と感じました。
特に女性の着てたワンピースは、とっても欲しいです。
七分袖で、丸襟のフレアースカートなんで、とってもシンプルなんですけどね・・・
来年の公演も決まっているようです。
詳しくは
コチラへ