早起きして、都内まで来たので、ついでに恵比寿の東京都写真美術館に行って来ました。
10周年記念特別企画「写真はものの見方をどのようにかえてきたか」という展示の招待券を会社でもらったので、見たのですが、今回は誕生篇で、写真の技術が発明されてから日本に伝わる頃までの作品などの紹介でした。
あ、そうそう「鏡の国のアリス」の作者、ルイス・キャロルの撮った写真もありましたよ。籐の寝台に横たわる少女の後ろに何故か番傘が、ちょっと東洋風味の写真でした。
で、今日から始まった『超[メタ]ヴィジュアル−映像・知覚の未来学』がすっごく面白かった!!
ちょうど、こないだ読んだ「アートアニメーションの素晴らしき世界」に出て来た、動画を見るための古い道具や岩井俊雄の「時間層�」なども見れました。
本を見て、実物が見たかったので、こんなところで出会えるとは夢にも思っていなくて嬉しかった〜
そして、入るなり聞き覚えのある妙ちきりんな音色が!!
明和電機の映像も展示されていました。
こないだ買って社長にサインをもらったVIDEO BULBの映像も展示されてたのですが、残念ながら、私が行ったときは止まってました。
他にも、PC画面をさわると模様が現れて3Dで動くというものや、並べられた金属の道具を触ると、その影から映像が出てくるものとか、面白い物が一杯です。
特に名和晃平のpixcell「Zebra」シリーズは暗い通路の奥に扉が有り、入っていくと真っ白な正立方体の部屋、ちょっと霧がかかった様な空間の真ん中にゼブラの入った箱があるのです、部屋の壁にも小さな箱が飛び出して、中にピストルや髑髏が入っているのですが、見る角度によって、見え方が違うので凄く不思議な感覚に陥ります。
もう、どれもこれも、「えっ!?」と声を上げてしまいそうになるものばかりです。
賢太郎さんの「短編の断片」を思い出させるような映像作品もありますよ。
会場はそれ程広くないですが、ゆっくり時間をかけてみる事をオススメします。
前期と後期に分かれているので、後期にも行ってみようかな・・・と思うくらいすっかり気に入りました。
あぁ・・早起きは三文の得(それ以上だよ!!)