2008年10月13日月曜日

かもすぞ〜!!


かもすぞ


上野の国立科学博物館に「菌類のふしぎ−きのことカビの仲間たち−」を見に行きました。
「もやしもん」はアニメでは見たことないのですが、コミックスの方は会社の人から借りて、とっても面白かったので、展覧会も是非見ておきたかったのです。

国立科学博物館は子供が小さい頃に2回ほど来たことがあって、幾つかの古い建物にいろんな標本や模型がたくさんあって、1日中いても回りきれない思い出があったのですが、ずいぶんリニューアルされて綺麗になっていましたよ。

菌類のふしぎ展はナント撮影OKなのですよ。
もやしもんの菌たちが案内役であちこちに登場し、
そのうえ石川雅之さんの落書きがいたる所にあってそれを見つけるのも楽しい。

内容は菌類についての説明、いろいろなきのこの紹介、麹や青カビ、酵母のはたらき、森の中での菌類のはたらきなど盛りだくさんです。
楽しく勉強できるようになっていますが、あまりに詳しく紹介されすぎていて、結局菌類の分類の細かいところはよくわかっていない状態です。

きのこは実物を樹脂で固めたものが展示されていて、本当にすごい種類です。
色や形も大変美しいものから気持ち悪い形やら、普段見たことの無いきのこが沢山ありました。
ネームプレートで名前はわかるものの、食べられるのかどうかがわかればもっといいのになぁとおもいました。
オリゼーのよく言う「かもすぞ〜」の「醸す」は口噛み酒の「噛む」が語源だそうなのですが。。。
それにしても、最初に口噛みで酒ができて、それを飲んだ人の気が知れないなぁ・・・

きのこやカビも面白かったですが、科学博物館は他の常設展もとても面白いです。
やはり今日も全部を見て回ることはできなかったのですが、日本館に入ってすぐの「シアター360」は球体の中で360度の迫力の映像を楽しめます。
8分ほどの映像ですが、一瞬自分が宙に浮いている気分になれますよ。

そういえば、演劇ぶっくで賢太郎さんが表紙を飾った時の撮影は科学博物館で行われたのでしたね。

この画像は建物ガラスに描かれた階段表示の影が壁にうつって面白かったのでついでに載せておきます。


かげ



2008年10月12日日曜日

パパ・タラフマラ新作公演

友人から突然行けなくなったので、行きませんか?というメールをもらい、チケットを譲り受けて行ってまいりました。
場所は東京グローブ座(久しぶりです)
「ガリバー&スウィフト 作家ジョナサン・スウィフトの猫・料理法」
パパ・タラフマラなんて劇団も良く知らないのですが、舞台美術が現代アーティストのヤノベケンジさんだというので、さてどんな舞台だろう?と観てみる事に。
内容はガリバー旅行記の作者、スウィフトの生涯を猫を通して紹介するというストーリーです。
台詞劇ではなく、コンテンポラリーダンスというのでしょうか、身体表現で話が展開していく舞台です。
ダンスといえばコンドルズぐらいしか見たことが無く、ミュージカルも見たことが無い為、最初はかなり戸惑いました。
いきなりの変な踊りと音楽。
なんじゃこれは?意味がわからん???
見ていくうちに、だんだん慣れてきたものの、最後まで難解でした。

今日は終演後に演出家の小池博史氏とヤノベケンジ氏のアフタートークがあったので、聞いてきました。
スウィフトの話は小池さんの中で形にしたいという思いが何年も前から暖め続けていたそうなのですが、なかなか実現が叶わず、昨年ヤノベさんの作品を見て、逆説的な表現がスウィフトと通じるものを感じオファーしたのだそうです。
ヤノベさんは依頼を受けて「いいですよ」と言ったものの、ダメそうならできませんって言えばいいやと思っていたところ、脚本を読んで自分と作品と重なるものを感じたとのことで、お互いに引き合うものがあったようです。
実際に舞台の上でヤノベさんの作品はとても巧く使われていて、4つの丸い球体が部屋になったり、役者の現れる幕になったり、中央で演じる役者を見る目になったり、他にも移動手段として使ったりしていました。

ヤノベさんは京都芸大でウルトラファクトリーというチームで製作に取り組んでいるそうなのですが、そこで小池さんのワークショップに参加して演じることも体験なさったそうです。
小池さんの役者の身体表現を引き出すという演出を見て、自分が作る舞台美術は、役者がどのように使っても、何とでも解釈できる作品にしようと思ったのだそうです。

最後に客席から「今後、またお二人で組んで舞台を作ることがありますか?」という質問に、小池さんは「もちろん、機会があれば。」という答えに対し、ヤノベさんは「ありません。今回はスウィフト、小池さんの脚本、ウルトラファクトリーの学生たちなどの条件がいい具合にそろっていい結果がだせましたが、これ以上の作品が作れる条件がそろえば、再度組むこともありますが。。。なかなか難しいと思うので、とりあえずありませんと言っときます。」
というとっても正直なお答えでした。

小池さんに比べてヤノベさんの口数は少なめでしたが、自分の作品に対する誇りと誠実さを感じるトークでした。
最後に、巨大幼児の人形が動いていましたが、私は人が入って動かしているのだとばかり思っていましたが、実際はコンピューターを使って操作しているとのことでした。





2008年10月11日土曜日

ガラスの仮面

図書館の漫画コーナーに「ガラスの仮面」の文庫版がズラリと並んでいるのが目にとまった。
そういえば、この漫画ってちゃんと読んだことないなぁ・・・ドラマにもなってたけど見てなかったし。。
ちょっと読んでみようかしら。。
と読みはじめました。
娘たちも聞いたことはあっても読むのは初めてて、古臭い少女漫画のタッチに苦笑しながらも、読み進むうちに先が気になって仕方なくなってきました。
図書館で次々と予約して文庫版の23巻まで読み終えました。
23巻で完結しているものと思い込んで読んでいたのですが、このお話って未だに完結してないのですねぇ〜

文庫版の続きは、コミックスの42巻が2004年に出版されていることがわかり、早速昨日買ってきました。
それでもまだまだ、終わりそうに無い感じ。。。

あぁ・・続きが気になるなぁ。。