六本木、東京ミッドタウンにできた「21_21DESIGN SIGHT」に行ってきました。
なんて読むんでしょうねぇ?
「トエンティワントエンティワンデザインサイト」
「にじゅういちのにじゅういちでざいんさいと」
まあ呼び方はともかく、ミッドタウンの外れの緑の多い場所にとても調和した安藤忠雄さんらしい建物です。
大江戸線の六本木駅からミッドタウンの中に入ると安田侃さんの「童心帰」という作品があります。
直島のベネッセのミュージアムの中にもこの方の作品がありましたが、白い大きな石の彫刻です。
石なのにとても柔らかいイメージを与えるので思わず乗って休みたくなる作品です。
この作品も触ってみたくなる感じで、案の定子どもたちが乗って遊んでいましたよ。
地下を通って21_21DESIGN SIGHTの案内を見ながら進み地上に出てみると、ミッドタウンの外れに出ました。
緑の多い公園の中に噴水ならんでいて、水に沿って歩いていきます。
この噴水、最初は湧水のように静かに水の湧くところがあり、次にジャボジャボと威勢の良い噴水が並びます敷き詰めた石が初めは黒い石なのですが歩くに従って黄色い石に変化していきます。
すべて黄色になったところで今度は静かなせせらぎとなり到着です。
水の音に道案内をさせているような粋な造りです。
これは水の生い立ちみたいなものを表現してるのかな?
さて、今日の目的は「チョコレート展」深澤直人さんがデレクションしたチョコレートをモチーフとした色々なジャンルのアーチストの作品が並んでいます。
特に順路があるわけではないので一通り見終わったつもりでも、あ、こんなところにもあったのか!?と気づいたりして、油断のならない建物です。
入場するときに一粒のチョコレートをいただけます。
会場内は飲食禁止ですが、このチョコだけは食べてもよいそうです。
だって中で見てると無性にチョコレートが食べたくなりますよ(笑)
作品の数はとっても沢山で見ごたえがあります。
こんなチョコレートがあったら面白いなぁと思うものや、日用つかっているものがもしもチョコレートだったら・・・というものなど楽しいです。
カカオ農場で働く人々の写真があり17歳の少年の「チョコレートは好きだけど、カカオ農場で働く給料では買えない」という言葉がなんともやるせないなぁと思いました。