2006年3月19日日曜日

岩井俊雄トークイベント

青山ブックセンター本店のカルチャーサロンに行ってきました。
『いわいさんちへようこそ!』発刊記念
作ることは楽しい!〜メディアアートから『いわいさんち』のおもちゃまで〜

14:00〜16:30と長時間の講演でしたが、岩井さんの生まれた時から今日までのモノ作りにまつわる話を映像やらライブを交えて楽しい時間でした。



小学校3・4年生の時にお母さんから「もう玩具は買いません!」と宣言されて自分でイロイロつくって遊ぶようになったこと。
パラパラ漫画も好きだった事。
安野光雅や福田繁雄などのグラフィックが好きだったが自分は平面が苦手なので立体デザインを学ぼうと大学進学。
そこでアニメーションの面白さを再発見する。
時間層やジブリ美術館のトトロぴょんぴょん等の作品の紹介。
映像の仕事から、デジタルポートレートという作品でインタラクティブに目覚める。
自分で作った作品を見てもらうのではなく、自分の作った仕掛けで見ている人は何かを発見する方が面白いと思う。
このデジタルポートレートを体感する時間も設けられました。
ビデオに撮った映像データをPCに取り込みプロジェクターで画面に映すのですが、画面を何分割かにして場所によってデータの転送時間をずらすようプログラムされています。
人が螺旋状に回転したりクネクネダンスしてるみたいになったり、粉末状のから形ができたり、ギクシャク動きにかわったり。。
子供の頃遊園地にマジックミラーってあったんですよ。
くねくねした鏡に自分の姿を映すと、胴長短足に映ったりして家族で大笑いした覚えがあるのですが、ちょうどこのマジックミラーのハイテク版とでもいいましょうか。
映っている人も見ている人も、見ている人を見ているのも楽しいです。
「ゆがむ家」の見え方も同じ原理なんだなぁと気付きました。
音と映像の作品の紹介。
ピアノやテーブルの上の音楽やゲームソフト
そして、エレクトロプランクトンやTENORI-ONの紹介
TENORI-ONは実演ライブもありました。
これは聴いているよりも実際に触ってみると楽しさがよ 
くわかるので、早く触って遊べるように量産されるようになるといいのに・・・
『いわいさんち』が発刊されるいきさつを紀伊国屋書店の担当の藤崎さんと話しながら、実物のリベットくんを見せてくれました。
実際に紙に絵を描いてハサミで切って割ピンで留める作業も見せてくれました。
岩井さん本当に楽しそうで、ロカちゃんのことを嬉しそう
に話して子煩悩な人なんだなぁ。。って思いました。
こんなお父さんを持ったロカちゃんが羨ましいです。
私の父は自分の趣味に忙しい人でしたが、たまに一緒にお絵かきしたり、寝る時に創作物語を聞かせてくれたのですよ。
めったに無い事だったので余計に印象に残っているんでしょうけど・・・
我が家のモノ作りは私が一手に引き受けてやっています。
岩井俊雄&ロカちゃん展があるそうです。
『いわいさんちへようこそ!』
4月15日(土)〜29日(土) 15日間・無休
11:00am〜8:00pm(最終日のみ11:00am〜6:00pm)
入場無料
LAPNET SHIP(東京都渋谷区神宮前1-9-11-1F/03-5411-3330)

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