2005年12月11日日曜日

ユビキタス・サウンズ

先日のDAF東京2005、もう一度行きたいなぁ・・と思いつつもお台場まで出掛けるのがどうも億劫になってしまい(だって、超寒いんですもの・・)
PCの前でグダグダ・・で、見つけてしまった。
東京都写真美術館でユビキタス・サウンズというイベントやってました。
あぁ〜昨日だったら、明和電機がゲストだったのにぃ〜〜(悔)
で、今日は最終プログラムが岩井俊雄氏の講演のようなので、慌てて支度して行って来ました。
もっと早く気付いていれば、辻川幸一郎氏の講演もきけたのになぁ・・・




1時間15分位の講演と5分ほどのTENORI−ONのパフォーマンス
岩井氏のコレまでの仕事を映像を使って説明されてまして、最近の作品しか知らない私にとってはとても興めました。
始めに、ドビッシーの「月の光」のピアノ演奏から光が生まれる映像が紹介されて、この光が鍵盤を叩く強さや長さによって決まるということでした。
興味深かったのは、和音を奏でた時の光出方に時間差があると言う事、人間が叩いている為、どうしても微妙なズレが生じてしまう・・・こういった微妙なズレが、同じ曲でも奏でる人によって、違った印象を受ける要因になっているのだなぁと。
また、このドビッシーと岩井氏はちょうど100才の年の差だそうなのですが、ドビッシーの曲から受けるイメージはとても映像的で非常に共感できるともおっしゃってました。
坂本龍一氏とのコラボレーションの映像も見れましたよ。
この後、ピアノではなく雅楽の笙を用いてインスタレーションをしている映像もありました。
笙は中国から来た楽器だそうで、3000年も前からあるものなのだそうですが、雅楽では光を表現する為に用いられるんですって。
なのでこの映像は笙から飛び出す光が音とマッチしていてとっても素敵でした。
その他に、テーブルの上の音楽という作品や、サウンドレンズ、サウンドアイなど、視覚と聴覚をつかって楽しむ作品を紹介されていました。
どれも、試してみたい物ばかりです。
あと、東京丸の内の丸ビルにも作品があるとか・・・
今度さがしてみよっと。。。
最後に、エレクトロプランクトンとTENORI−ONの紹介で終了でした。
どの作品にも感じることなのですが、見ていて、聴いていて、触ってみて気持ちいい・・・
とっても凄いテクノロジーなんでしょうけど、単純に気持ちがいいなぁ・・って感じることができるんですよねえ。
あぁ。。賢太郎さんの作るものも、観ていて気持ちがいいんですよねぇ・・・
何でかなぁ????

2 件のコメント:

ume さんのコメント...

うらばんも週末入りからお台場へのアクセスを調べたりしつつ・・・寒さに負けました。ざらえもんさんは面白そげなイベントを見つけるハンターですね!すっげすっげ!音と光と映像と・・・こういうの好きです。

ざらえもん さんのコメント...

うらばんちょ、あぁもったいない・・・是非是非、行ってみてくださいましって、もう明日までなのですが・・
展覧会もイロイロありますが、こんなインタラクティブな作品を展示しているものは、本当に楽しいです。
絵や彫刻は作者の背景とかを知った上で、やっと理解できる部分がありますが、インタラクティブなものは自分で体験して感動できるんのがいいですよねぇ。