2006年4月30日日曜日

STYLIST MEETS

ラフォーレミュージアム原宿で開催中の「STYLIST MEETS 8組のスタイリストとクリエイターによる展覧会」を見てきました。
記事タイトルのLAPNETとはRaforet Art&Planning Network の略なんですねぇ・・


スタイリスト&クリエイターが1部屋4畳程のスペースで表現するというもの。
8部屋がぐるりと並んでいます。
テーマはその部屋ごとに違っているので実に様々。
ちょうど文化祭の展示のようで内容もちょっとお金をかけた文化祭っぽい。
展示は服飾とはあまり関係が無い感じですが、ラフォーレの階段にはそれぞれのスタイリストさんが選んだ洋服を着たマネキンが展示されています。

各部屋はこんな感じ・・


601 伏見京子×米津智之
部屋中黒いネットが張られていて、蜘蛛の巣だらけの部屋。
602 伊賀大介×番場秀一
壁には漫画やらポスターが貼られていて、部屋の中央に畳と卓袱台と液晶TV飲空き缶やら雑誌やらお菓子の食べかすやらが散乱している。
若い男の部屋はこんなもんだろなぁ・・と「あぁ〜片付けたい!!!」と思わせる部屋です。
液晶TVでは20分程の映像作品が流れていまして、最初は海辺で遊ぶ男が数人の映像から映画のワンシーンのカットを繋いだものに。
それぞれのカットは字幕や台詞と映像が微妙に関連があって面白かったです。
洋画のカットが続いた後に日本の古い映画のがポンッと出てくるとなんだか滑稽で愛嬌があっていいですねぇ・・
大森南朋さんの映像ありましたよ。最後の協力者にも名前が出てました。
603 長瀬哲朗×スズキタカユキ×高岡真也
砂漠の民っぽい部屋。中央に井戸があり壁ゆらゆらとした映像が映し出されています。
井戸の中の水のゆらめきのような感じなのですが、井戸を挟んだ反対側にカメラが設置されていて
そこに映る人も映像に入れられます。
カメラで捉えた映像が映し出される時には上下が逆転したものと正常なのが組み合わさって映るのですごく面白い映像になっています。
ちょっとゆがみも加えられているのかなぁ??
604 三田真一×土屋秋恒×TONERICO:INC
入り口にヘルメットが幾つも下げられていて、かぶって入らないといけないのかしら?と思いながらかぶらずに入りました。
入り口が低く潜って入るのですが、部屋の中央に天井から白い布が下がっています。
ちょうど気球がしぼんだ感じでぶら下がっていて、最下部には少し空いているところがあって、そこから床に映像が映し出されています。
ゆらゆらと数字が螺旋状に漂う映像でした。
605 飯島久美子×奥原しんこ
テーマはパレードでしょうか。中央に黄色に黒の水玉のドレスを着たマネキン。
壁には外国の町並みの絵、そこに道化師や象の影絵がパレードしている。
とっても可愛らしい作品です。 LAPNET SHIP(5/9〜5/21)で展覧会もあるようです。
606 岡本純子×加茂克也
部屋を窓から覗く形で見る展示ですが、天井からおびただしい量の衣類がぶら下がっていて部屋中に衣類と毛玉が散乱しています。
とにかく汚い。泥か何かを飛び散らせたりして汚してあったり。
殺伐、荒廃といったイメージです。602号室の散らかり具合の比ではありません。
ワイドショーに取り上げられるゴミ屋敷のようです。
607 清川あさみ×辛酸なめ子
ピンクの可愛らしい部屋。テーマは「美女」正面の壁には額縁に入った映像で美女についての言葉と映像が流れています。
「美女はいるだけで半径5m以内の人を幸せにする」「美女は毛穴から良い匂いを出している」といった感じの言葉でした。
なぁるほどねぇ〜
608 驫木節子×東野翠れん
白いベットをスクリーンにして天井から映像を投影しています。
映像の内容はいくつかパターンがあるようなのですが、私が見たのは本をパラパラとめくっている映像でした。
おしゃれで洗練された感じの作品です。
ベットがスクリーンというのは映す映像によっては面白い物になると思います。
テーブルをスクリーンにして食べ物がドンドン映し出されるのも面白いかなぁ。。。
と考えた私は食いしん坊バンザイ?

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