2006年2月10日金曜日

金柑狂騒曲


金柑
それは、一本の電話から始まった。
東京に大雪が降った土曜日のことだ。
「もしもし、長崎の○○養蜂園でございます。
お嬢様の修学旅行の際にゆず蜜をご購入いただき、ありがとうございます。
いかがですか?あれからだいぶ経ちますのでもうございませんでしょ?」
「はぁ・・・そうですねぇ・・(実はまだあると言えない)」
ゆず蜜の他にブルーベリー蜜などもありセットで販売しておりますがいかがでしょうか?と来た。
「いや、別に今は欲しくないので結構です。」と断る。
「それでは、今が旬のきんかんはいかがでしょう?
温室で完熟になってから収穫しておりますので生でたべると、甘くて本当においしいですよ。」

金柑って子供の頃、あのカワイイさに、「買って買って〜」とねだり、あまりの苦さに辟易した思い出が・・・
砂糖で煮たってまだ苦かったぞ!!
子供心に「金柑のウソツキ!」と思ったものだ。
いくら完熟だからって生で食べるなんて考えられん!!
とお断りしたのでした。
しかしそれから、果物売り場の金柑が気になってしょうがない・・・
試しに小さいのを一パックかってみた。
ラベルに「生食推奨」と書かれた品だ。

あま〜〜い!!!小沢さんあまいよぅ!!

少し苦味と酸味もありますが、子供の頃に食べて顔をしかめたあの苦い金柑とは大違い。
はたしてすっかり生金柑の虜となったのであった。
金柑の世界も日進月歩なのですねぇ・・・

4 件のコメント:

aiwendil さんのコメント...

きんかん。
味は好きなのですが、いかんせん、食べた時にガリッと歯に当たるタネの感触が苦手でたま〜にしか買いません。
かすかなほろ苦さといい、酸味といい、サイズといい、私にとって大好きな要素がつまっているのに、残念。
だれか、タネ無しきんかんを開発してくれないかなあ・・・。

ざらえもん さんのコメント...

種も昔の金柑に比べたら少なくなってる様に感じましたよ。
でも、種無し巨峰があるのだから金柑もできそうですよね。
そんなの出来たら食べすぎちゃうねぇ・・・
姫林檎も可愛くてついつい買いたくなっちゃうのすが、めちゃめちゃ酸っぱい!
あれも何とかしてもらいたいものです。

ミチル さんのコメント...

以前、果物屋さんでバイトしていたこともあって、
完熟金柑はよく、休憩時間に食べてました。
ちょこっと柔らかくなってしまって、売り物にならない
ものがおやつに・・・。
おかげで、日本で売ってる珍しいフルーツを随分
食べました。なつかしや、なつかしや。
久しぶりに完熟金柑を買ってみようかな・・

ざらえもん さんのコメント...

果物屋さんでバイトなんて素敵!
金柑、もう何回も買っていますが、昨日はデパートでちょっと大粒のを買いました。
さすがにジューシーでさらに甘くて・・・こりゃ当分やめられないわ。。。
でも生食きんかんって、当たり前に皆さん食べていたのね。。
長崎からの電話が無ければ、金柑なんて見向きもせずにこの美味しさも知らずにいたんでしょうね。
セールスの電話は断わってしまったけど、長崎のはちみつやさんには感謝感謝!!