2005年11月20日日曜日

resfest JAPAN 2005

ラフォーレミュージアム原宿にも行って、17:15からのRESMIX SHORTSを見てきました。

ショートフィルムばかり15本、アニメや実写など多様な表現の作品があって、非常に興めました。
NAMIKIBASHIのSAKURA WONDERFUL JETも上映されてまして、さすがにこの作品だけは会場から笑い声が沢山きこえましたよ(笑)
もう一つ実写で面白かったのがCLICKという作品、Yahoo!オークションを通したわらしべ長者みたいな感じで、物と人が繋がっているという面白い物でした。
今日一番観たかったのが辻直之氏の「三つの雲」
三部作で、「呼吸する雲」「雲を見ていたら」「雲の上から」(タイトルが曖昧な記憶ですが・・)
木炭で描いて、写真を撮り、消した上につづきを描いてパチリ、又消した上に描いてパチリの作業で出来たコマ撮りアニメーションです。
ダークサイドアニメーションって言うんですって!
確かにストーリーはダークサイドなのかもしれませんが、作者の雲にまつわる想いは良くわかります。
雲=柔らかく暖かい布団、雲=ガス、雲=雨
こんな単語が連想されました。
詳細な内容はこちら
この、木炭アニメですが、消したあとが残ってなんとなくうすぼんやりと見えてて、それが凄く効果的に使われていて、良い雰囲気を出しています。
今日はご本人もお見えになってて、上映後にご挨拶されていまいた、非常に綺麗な方でしたよ。
もうすぐDVDも発売になるらしいです。
その他の作品で印象に残ったもをいくつか。
絵が可愛かったのは「或る旅人の日記”赤い実”」牧歌的な絵とアースチックな色使いが印象深い。
最後に上映された「ACIDMAN”SOL”」は人形アニメとCGを合成してるのかなぁ・・・ぎこちない人形の動きが、モノクロの世界で色を探しつづける人を上手く表現していて、その後全てが色に包まれる世界にかわっていく時の音楽と映像がとても感動的でした。

15本もあると訳のわからないものも、なきにしもあらずなのですが・・
それはそれとしておいといて。。。
全体的には内容は良かったですよ、他の回のも見てみたくなりました。
昨日はFPMの”TELL ME"も上映されていたみたい。

一番よかったと思う作品を投票するといのをやってまして、とっても迷ってしまいまして・・・
実は「SAKURA WONDERFUL JET」はあまり好きではないのですよ。この貧富の差を笑うというのがどうもリアリティがありすぎて・・素直に笑えなかったりする訳です。
でも、NAMIKIBASHIにはやはり上位にいってもらいたいじゃない?・・・う〜ん不純な一票を投じてしまいました。
この催しの詳細はコチラ

2 件のコメント:

ume さんのコメント...

resfestの感想ありがとうございます。
3つの雲良い雰囲気でしたか〜。一度観ておかないといけないような気にさせる絵面ですね。辻さんの写真も公式ブログなどで拝見するとちょっとぐっとくる容姿ですねぇ。メモメモ。

ざらえもん さんのコメント...

CGを使ったスピード感のある映像が多い中、この作品が異色です。作品の中の時間がゆっくり流れているみたいです。
24日に渋谷のUPLINKでイベントがあるみたいですよ。
http://www.uplink.co.jp/factory/log/000823.php