2006年9月4日月曜日

大地の芸術祭

2日(土)に「越後妻有アートトリエンナーレ2006」に行って来ました。
2000年から3年ごとに開催されているアートイベントだそうなので今年で3回目になるそうです。
東京23区内と同じくらいの広さに300以他の作品があります。
過去の作品も残っていたりするので、きっと回数を重ねるごとに増えていくのでしょうね。

山間に点在する集落で過疎により増造る空家や廃校。
そういった建物の空間を利用して行われているのが「空家プロジェクト」
田んぼや周りの風景に実に見事に溶け込んでいる作品たち。
今回はツアーバスに乗って「こへび隊」と呼ばれるボランティアのガイドさんの解説を聞きながら見て周りました。
とにかく広い他に作品の数も多いので、なるべく沢山の見たいとなると大急ぎの鑑賞となります。
「あぁ〜〜、もっと見た〜い!!」
と後ろ髪を引かれながら次の作品へ移動の繰り返しでした。

直島でも「家プロジェクト」というものがあったのですが、越後妻有の「空家プロジェクト」も作品の規模や数が多くて見応造があります。
美術館の限られた箱の中に幾つもの作品が並造られて見るものより、空家が丸ごとと1つの作品であるとか、その土地を使って周りの風景も作品として捉えて見る作品というのはやはり迫力があります。
見ていて心の奥まで入ってくる感じです。

作家が訪れて作った作品はその後、土地の人たちによってメンテナンスされるそうなのですが、作家が土地の人たちの力を借りて作り他げ、その作品を観にやってくる人たち、そこで人と人のつながりが出来ていく。
アートは人と人を結ぶものなんだというガイドさんのお話がとても印象的でした。

まだまだ、見たい作品は沢山あるのですが、今年の開催期間は9月10日までなのです。
3年後の開催時にはもっとじっくりと見てまわれるように早くから計画を立てたいと思います。

写真も沢山撮ったので、そのうちアルバムに載せよぅっと!






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