2006年8月30日水曜日

プライスコレクション 「若冲と江戸絵画」展

なんだか忙しくダラダラした時間をすごしていて、更新が滞ってしまいましたが・・・
27日(日)に上野の東京国立博物館に行ったので書いておこう。

もともと人気の展覧会なのに、最終日に行ったものだからそれはそれは凄い人出でした。

この展覧会はaiwendilさんのところで知ったのですが、特に日本画に興味があった訳でもなかったので行く気はなかったのです。
で、たまたまマガジンハウスのメルマガで「BRUTUS」で若冲の特集があるというのを知って、立ち読むつもりで本屋で手にとってみたら、これが「えぇ〜〜!!何これ??」と思うような絵だったのですよ。
全く古い感じがしないんですよねぇ・・
で、本物が見たくなって足を運んでみた訳です。

特に表紙にもなっている「鳥獣花木図屏風」の象さんが見たかったのですが、象のほかにも沢山の動物が描かれていて楽しい作品です。
マス目を使って描かれた技法も珍しくやはり目を引く作品でした。
他の作家の日本画でも動物を描いたものが多くて、筆の線の潔い美しさやら、ユーモラスな仕草やら、構図の面白さやら、色彩の美しさやら・・・いろいろと楽しく見ることが出来ました。
日本画ってこんなに面白いものだったのかと改めて気付かされた展覧会でした。

もともと絵画はそれほど好きではなく、どちらかと言えば立体作品に興む方だったのですが、先月、倉敷の大原美術館に行った時も児島虎次郎の絵なんかいいなぁと思ったりしたのですよ。
少しずつ興味の幅も広がってきたかしら?
でもね、と
折角良い作品をみても「わぁ凄い!」とか「綺麗!」とか「面白い」だけじゃなくて、もっと分析して深く鑑賞する力と表現力があればなぁ・・・
とつくづく思うこの頃なのですよ。。。



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