2005年8月12日金曜日

文体練習

PS(?)とかっていう、少女向けのファッション誌で、賢太郎さんの愛読書ってことで、紹介されていた本です。
図書館で借りてきて読みました。
文体練習 レーモン・クノー(朝比奈弘治訳)
内容は、ひとつの事柄を99通りの文章で表現するというものです。
同じ内容の事柄も、見方を変えれば表現方法もイロイロだと、考えて見れば、当たり前のことなのですが、こうやって、ずら〜っと並べられると、なるほどなぁと思う訳です。
で、賢太郎さんの頭のなかを、ほんのすこ〜しだけ
垣間見れた気がして、うふふなわけです。



この本が、コント作りの参考になってるそうなのですが、私は、アリスの中の甲殻類のワルツや風と桶に〜、この2つのコントはこの本の影響かなぁと思いました。
ひとつのコントの中に、様々なパターンを作るのって、コレまではなかったような気がするのですが・・・
文章の面白さ、と文字遊びの面白さ、文字を並べる美しさを発見できますよ。

2 件のコメント:

ちょびまま さんのコメント...

「文体練習」買っちまいました。ホント、うふふですよねえ。
私は「心の中の男」とか「バースデイ」とか「ホコサキ」とかのネタが彷彿とされました。
というか、賢太郎さんに朗読して欲しいと思いませんか?(笑)私、読みながらちょっとにやにやしちゃいました。(汗、汗)

ざらえもん さんのコメント...

リッチだなぁ〜ちょびままさんは…とっても賢太郎さんらしい本ですよね。心の中の男♪なるほどねぇ〜