2007年6月12日火曜日

「藤森建築と路上観察」展と「ル・コルビュジェ」展

昨日の日曜日建築関連の展覧会を二つ見てきました。
「藤森建築と路上観察」展はオペラシティーアートギャラリー
「ル・コルビュジェ」展は森美術館
藤森建築の方は藤森照信さんとおっしゃる東京大学の建築史の先生が作る作品の紹介です。
ヴェネチアビエンナーレに出品されていて帰国展なのだそうです。
様々な道具・素材・技法の紹介から始まって、造られた建物がまたユニークなのです。
樹上の家「高過庵」を造る工程のVTRでは関わる人たちが本当に楽しそうでいい感じです。
「樹上の家を1年に1軒ずつくらいのペースで作ってね、親しい友達と昼寝するんですよ〜」
なんて嬉しそうに語る藤森氏がなんだかいいなぁって思いました。
で、氏が所属する「路上観察学会」という組織の活動も紹介されていました。
私は、この活動の本を以前図書館で手にとって面白いなぁと借りたことがあったのでした。
町を歩いていて見かけるヘンなもの、可笑しなものを写真に収めて記録するという活動です。
個性豊かなメンバーの紹介もあり、皆さんそれぞれ着眼点が面白いです。
普段見過ごしてしまうものを、見つけて面白がるというのは、生活や生き方を楽しむということかもしれないなぁ・・と思います。
私も、あたりまえの日常をもっと楽しんで過ごそうと思いましたよ。

「ル・コルビュジェ」展の方は、近代建築の基礎を作ったといわれるル・コルビュジェの作品の紹介
建築だけではなく絵画や彫刻などの展示やアトリエの
実物サイズの部屋や建築物の一部屋をモデルルームのように展示してあります。
現在のマンションなどの共同住宅のなどを作っているので、とても現実的な建物が多いです。
建築を学んでいる人にとってはとても勉強になる展示だと思いますが、面白いもの好きにとっては日常みる建物との違いが少なくてあまり面白くないです。
ただ、やはり外国の建物なので色の使い方や部屋のレイアウトなどは日本とは大きく違っているんだなと気づきました。

この2つの展覧会、その場でチケットを購入して定価で観たのですが・・・
ぐるっとパスというものを買えば、無料だったり割引価格で入場できたことを知りました。
う〜〜ん残念!!
先にこれを買っておけばよかったよ。。。
まぁこれから買っておいても使えそうなのでかっておこうかな。。。


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