2006年12月24日日曜日

OpenSky2.0展

初台のオペラシティのICCで開催中のOpenSky2.0展に行ってきました。
今日は八谷和彦さん本人によるギャラリーツアーがありました。
定員50名の抽選だったのですが、運良く当選したのでした。
八谷和彦さんと言えばポストペットが代表作ですが、コンピュータ関連の作家と言うわけではなく、いろんな面白い作品を作っておられます。
全体を通してみると人に優しいという印象の作品が多い気がして、やはり作品は作家の人となりを表わすものなんだなぁと思います。
今回の展示は「OpenSky」というプロジェクトの経過発表。
去年の愛知万博にナウシカのメーヴェのような乗り物が展示されていたのも話題となりましたが、あれから改良をかさねて、テストフライトも何度も行っています。
実際に飛んだ機体やその時の映像、設計資料などの展示です。
58kg以下の体重でゲームで当たれば機体に乗ることができます。
私は体重はOKなのですが、残念ながらゲームでハズレてしまいました。
平日で5回に1回程度、休日でも6回に1回程度の割合で当たりを引くことが出来るそうなので、会期中にもう一度行って当たるまで挑戦してみようと思います。

画像はメーヴェ1/2
全長4m 重さは20kg
人は乗れませんがラジコンで本当に飛びます。
かなりナウシカの乗っていたものに近いですが、コレを人が乗れる大きさに作るとなると重さは160kg+人の重さになるので、とても飛ばす事は出来なくなるそうです。
でも綺麗な形ですよねぇ・・

メーヴェ



















八谷さんのお話は飛行機の翼の構造の話しなど、専門的な話しもあったのですが、わかりやすく説明してくださって、ちょっとKKPの「TAKE OFF」を思い出してしまいましたよ(笑)

「空をみるための望遠鏡」や「コロボックルのテーブル」など他の作品も展示されています。
ひみつの小部屋という最後に見る小さな部屋で音声ガイドを貸してもらえるので、これは聴いて損はないですよ。
なんといっても声が島本須美さんです。
ナウシカですよ〜〜!!

今回の展覧会、写真撮影、メモ、スケッチ、子連れ、コスプレOKです。
私は高所恐怖症ですが、空には憬れます。
夢と現実の間を行ったり来たりする気持ちを味わえますよ。
こっちはエンジン付きのM−02J

M−02

2 件のコメント:

ちょびまま さんのコメント...

おおっ!!ついにエンジンを搭載したのですね!
M-02は動力が無く、ゴムで引っ張って飛ばしているという記事を朝日新聞で見て、その時に年内に動力付きになるって書いてあったのですよ。(うちの10月4日の記事にちょびっと載せました。)
そして機体に乗れるんですね!!うわー!!ゲームぜひ頑張ってください!!

ざらえもん さんのコメント...

ちょびままさん>
日曜はありがとうございましたー!楽しかったです。
そうそうエンジンを搭載すると飛ばす為には国土交通省の許可を得なくてはいけないそうです。
操縦するのも飛行機の免許を持った人でないといけないので、現在は八谷専用で、シャア専用ザクのようなものだとおっしゃっていましたよ(笑)
一方ゴム動力の方は法律状は飛行機ではなく浮遊物(凧みたいなもの)なので、誰でも乗ることができるのだそうです。
そして、実際に飛んだとき、ゴムの縮む音や風を切る音を体感する方が、夢の中で空を飛ぶ感覚に近いと言うことでした。
因みにこのプロジェクトのスポンサーですが、あのピンクのクマさんだそうです。
最近ちょっと存在感がうすくなってきた感がありますが、プロジェクト成功のためにも、岐阜くらい頑張って欲しいものです。