2006年7月17日月曜日

インゴ・マウラー展

東京オペラシティアートギャラリーで開催中のインゴ・マウラー展に行ってきました。
光の魔術師なのだそうです。
どうやら私、オラファー・エリアソンの光の使い方を見て以来、光を使った造形物に興んでいるみたい・・・
初期の頃の作品は照明器具のデザインなのですが、だんだん大仕掛けになってきて後半の作品は見応えがあります。

特に気に入った物を何点か・・・




*バーディー
羽のついた電球が幾つもついている作品。
電球の丸みと白い羽がとても可愛くて、外に飛び立とうとしている感じがとても素敵です。
コレに似たタイプで皿やフォークが沢山ついたシャンデリア風のものや人形が沢山ついたのもあるのですが、このあたりはちょっとキモチワルイ。
*LEDのテーブル&イス
ガラス製のテーブルとイスなのですが、ガラスを2枚or3枚重ねた間にLEDが挟みこまれています。
星屑のようにちりばめられたLEDがとっても綺麗な作品です。
不思議な事にLEDの電源がどこから引かれているのかが全くわからないのですよ。
LEDに線などは繋がっていなくて、挟み込まれたガラスに電気が通っているのかなぁ???
*タブロー・シノワ
水を張った水槽に金魚が泳いでいて楕円形の鏡が数枚浮かんでいます。水槽の底も鏡で出来ていて、金魚や水の波紋の光と影が正面の壁に映るというものです。
ユラユラととっても幻想的で素敵です。
照明器具の作品が多い中、この作品は自然の原理を利用した感じでとっても印象的でした。
水辺のゆらゆらとした日差しを思わせます。

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