2006年5月5日金曜日

予感研究所

お台場にある日本科学未来館で開催中の「予感研究所 アート+テクノロジー+エンタテインメント=?! 325人の研究者たちの予感」を見てきました。

連休中のため凄い人出、入場するだけで20分程並ばされました。
予感研究所の入場は無料ですが、折角来たので常設展も見ようと入館料500円を払うことにしました。
おかげでパロちゃんがみれましたよ〜!!

パロ
あざらしの癒し系ロボットです。
数年前に新聞で見てずっと気になっていたので、嬉しくて思わず携帯で動画で撮ってしまった。
見れるかなぁ???一応貼っておきますね。
パロ動画←QTだと見れるみたいです。

予感研究所の感想など・・・

先端技術をつかった面白いモノの展示、DAF東京やメディア芸術祭で見た作品も沢山ありました。
1階には岩井俊雄さんのAnother Time, Another Space とマシュマロスコープ。
Another Time, Another Space は会場の高い位置にカメラがあるらしく「まばたきの葉」で遊ぶ人たちの映像が壁一杯に映し出されているのですが、広範囲であるのと時間の歪みが画像の中の一部分だけなのとでこの作品の面白さが堪能できなくて残念でした。

まばたきの葉
まばたきの葉(鈴木康広)は葉っぱ型の紙が柱の先端から吹き出すもので、木の葉が舞い落ちる美しさとよく見ると目が描いてあってギョッとする面白さがあります。
5階のカフェには八谷和彦さんのコロボックルのテーブル -FairyFinder 03-
中央がガラスになってディスプレイできるテーブルに小枝や葉っぱが飾ってあるのですが、丸い板(薄グレーの透明)を載せるとその部分に子供たちが遊ぶ姿が浮かび上がるというものです。
なかなか夢のある可愛らしい作品です。
7階は幾つかの部屋に分かれて沢山の作品があるのですが、体験するものが多くて子供たちはとっても嬉しそうで、オバサンは触る機会をのがしてしまったのもあってちょっと残念。
面白かったのをいくつか覚書
「光学迷彩」
画面の前にコートを着た人が立っていて手前のスコープを覗くとコートの部分が透明に!!!
「Sharelog」
Suicaの情報を読み取って地図に移動した記録を示すというもの。
コレまでの情報も全て蓄積されているので地図を見るとココに来た人は何処から来てるのかが見えてきたりします。
「Optical Trajectory」
振り子の軌跡が床に描かれていくというもので、振り子の色の変化と一緒に描かれた軌跡も変化していくのです。
「moo-pong:映像の万華鏡」
これは、すっごく覗いてみたかったのに子供たちが絶え間なく並んでいるので結局見ることが出来なかったのですよ。
映像の入ったカプセルを3つ選んで中に入れて覗くと入れた映像が組み合わさって見れるらしいのです。
想像するだけでも面白そうでしょ。
モルフォターもありましたが今回はプラスチックケースの中に入れられていました。
あまりの不思議さに触る人がいるんでしょうねぇ・・・
パッと見ただけでは何かわからなくても見て触って解説を聞くと「ほぅ〜」となる作品が沢山です。
5/7までやってますので連休後半いかがでしょうか?

2 件のコメント:

aiwendil さんのコメント...

光学迷彩!
以前日経サイエンスで紹介されていて、『来てるな、未来!』と思ったものですが、これ、本物を見られたんですね〜!
わああああ、いいなあ・・・。
これ、とても行きたかったイベントだったんです。
メディア芸術祭の出展作品もいくつかあったんですね。
チラシだけだとそれほどの規模には感じられなかったんですが、案外大規模だったんですねえ。
レポートに感謝!

ざらえもん さんのコメント...

「光学迷彩」は光の反射を利用していると図を用いて説明してくれたのですが、聞いてもさっぱり????
でも見ると「おぉ〜〜!!」
覗くと見えないものが見えるという体験は良くしますが、見えてたものが見えなくなるというのは不思議ですね。
予感研究所のサイトはなんだか小難しそうで何の展覧会だ?っ手感じですが、沢山の家族連れが楽しそうに見ていたのが印象的でした。
こういった展覧会は本当に楽しいのですが、無料だからなのか会期が短いのが残念ですねぇ。