2006年5月29日月曜日

CHIKAKU/四次元との対話

川崎市岡本太郎美術館で開催中の展覧会
「ヨーロッパ巡回帰国展 CHIKAKU ―四次元との対話―」
〜岡本太郎からはじまる日本の現代美術〜展
昨日の雨上がりに行ってきました。
小田急の向ヶ丘遊園駅から少し歩くのですが、生田公園の中にあってとっても気持ちの良いところです。
常設展の岡本太郎氏の作品もいきものがテーマの作品を中心として展示されていて、可愛い作品が多かったです。

企画展の方は現代美術15名の作品で、立体・絵画・写真など。
まず入ってすぐのエントランスに森脇裕之氏の「Lake Awareness 2005」があって感激!
文化庁メディア芸術祭のシンポジウムで映像を見ていて、ぜひ実物をさわってみたいものだと思っていたのでうれしかったです。
そのときの記事はコチラ
手をかざした部分は青から白へと光がかわるというさくひんなのですが、音と光が幻想的です。

日高理恵子氏の「樹の空間から」は麻のキャンバスに木炭のようなもので見上げた木の枝を描いているのですが、その奥行きの表現がすばらしく、見ていると枝と枝と空間を感じることができます。
私は木を見上げるのが好きで、写真で撮ったりもするのですが、この奥行きを再現することができなくていつももどかしい思いをいしているのです。
この作品は私の表現したかった枝の空間を本当に巧く描いています。



岡本太郎美術館
これは屋外展示の母の塔を見上げたところ。



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