2008年6月14日土曜日

上野の美術館に行く

運針の修行に励んでいたら、もう6月も半分ちかく過ぎてしまいました。
新たなKKP情報もあって、またそろそろネットをこまめにチェックしないとね〜〜!
に、しても今度のKKPには久ヶ沢さんは出ないのですね。
KKPって「小林・久ヶ沢プロデュース」じゃなかったのねぇ(笑)
まぁとにかく楽しみです。

さて、今日は会社の都合で半休だったので昼から上野へ行ってきました。
東京藝術大学大学美術館(何で大学が2回もでてくるかな・・)の「バウハウス・デッサウ展」上野の森美術館の「井上雄彦 最後のマンガ展」

バウハウスって私はドイツの建築の学校ってことくらいの知識しかなかったのですが、割としょっちゅう耳にする言葉だったので、これは見といた方がいいのかなと思って行ってみました。
音声ガイドが谷原章介さんというのもちょっと魅力的だったしね。
バウハウスは1919年にヴァイマールに設立されて、デッサウ・ベルリンと場所を変えて14年後にはナチスの圧力で閉鎖されてしまったのだそうです。
たった14年間しか開校していなかったのに、未だに色々なところでバウハウスの影響を受けたモノがあるというのはすごいなぁと思います。
建築の学校という認識もちょっと違っていて、造形学校だったのですね。
開校当初は生徒の男女比が同じくらいだったのに、年々女子の数が減っているのも興味深いです。
どうやら初期の頃は織物のデザインなんかもやっていたみたいで、そういう方面は女生徒が主だったようです。
展覧会ではマイスターの授業の内容を生徒の作品を通して説明しています。
なかなか面白そうな授業で、教える側の目的が明確でわかりやすい授業だったのではないかと思います。
私は造形の学校で学んでいましたが、デザインの授業などは、何を学んでいるのかよくわからないまま作品を作っていたのが悔やまれます。

生活用品から家具、そして建築と幅広い作品が展示されていて、同時に見ることのできる芸大コレクション展も日本から見たバウハウスを取り上げていて参考になります。

次の井上雄彦 最後のマンガ展の方は、平日にもかかわらず入場前に15分ほど並んで待つという状態でした。
これでもまだ空いている方らしく、土日のチケットは時間予約制となっているようです。
今回は展覧会のために書き下ろした作品の展示だそうです。
宮元武蔵が主人公なのでバガボンドを読んでいない私は、ちょっと何のことやらわからない部分もありました。
が、この人の絵はホントいいですよね。
マンガを体で読む感じとでも言いましょうか、マンガでここまで表現できるんだぁと目からウロコでした。

マンガの本の中でも読者の心にに訴えかけるコマは大きくなっていますが、美術館では壁いっぱいにどぉ〜〜んとくるのですよねぇ・・・
最後には自分が絵の中に入り込んでしまうような終わり方になっています。

バガボンド、やっぱり読んでみたいなぁ・・・(歴史にはとんと疎いんだけれど・・・)

それにしても、リアルの方はもう少し早く話しが展開しないものでしょうか・・・

上野の森美術館の外壁はこんな素敵なことになっておりますよ。


井上雄彦展




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