2006年11月18日土曜日

スーパーエッシャー展

bunkamuraザ・ミュージアムで開催中の「スーパーエッシャー展‐ある特異な版画家の軌跡」に行って来ました。
若い頃安野光雅の「ふしぎな絵」という絵本を買って以来だまし絵って面白いなぁと思っていたので今回のこの展覧会はとっても楽しみにしていたのです。
多分休日は混むだろうと予測して平日の休暇を利用して行ったのですが、予想に反して結構な混雑でした。

作品の数も沢山で見応えは充分です。
音声ガイドのニンテンドーDSLiteを使っているのが目新しいです。しかも無料で!
どうしても音声ガイドのある作品は人だかりになってしまうのですが、DSの画面で画像を拡大して見ることもできます。
途中で作品をCGで3D映像にして画面を触ると視角を買えてみる事ができるというものもあります。
平面の正則分割による作品で生き物の姿がドンドン変化していき最後にメタモルフォーゼの文字が出てくるのは内心ニヤリです。

若い頃から精密な描写の版画なのですが、視点がちょっと違っていて鏡を使った作品など構図やアイデアが面白いです。
平面の正則分割のパズルのような作品をみて思い出したのですが、高校のデザインの時間にパターンを並べて平面作品を作る授業があって、実は私はこれが面白くないなぁと思っていたのです。
でも今回エッシャーの作品をみて「あぁ、先生が求めていたのはこういうことだったのか」と気付きました。
今ごろ気付くなんて・・・遅すぎですが、あの時こういう作品集を見ていればなぁ・・と思いました。

エッシャーの作品は私が子供の頃には「少年マガジン」でも連載で取り上げられていたいたらしく、今回展示もされています。
「少年マガジン」が一冊70円の時代があったことに驚きですよ(笑)

「階段の家」という作品に登場する「でんぐりでんぐり」という生き物がめちゃカワイイ!!
すっかり気に入ってしまったのですが、ポストカードも売り切れ。
フィギュアのガチャガチャがあるのですが、残念ながらこれも売り切れでした。
欲しいよぅ・・・



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