2006年11月24日金曜日

丸の内→原宿→表参道

昨日行ってきたイベント
Digital Art Awards2006 の特別講演として明和電機会社説明会があったので行って来ました。
明和電機の始まりから製品やコンセプトの説明などパチモクの演奏も少しだけ・・・
いつも飄々と語る土佐社長ですが、楽器の演奏は本当に上手いです。
リズム感が良いんでしょうね。
何をやらせてもサマになっていて、子供の頃母親に「器用貧乏になるかもねぇ」と言われたというエピソードも頷けます。
しかし、器用というのはそれだけで財産なので貧乏ではないと思うのですが・・・
そうそう、丸ビルではSFCの「Open Research Forum 2006−現代リアル学」というイベントが開催されていて、moo-pongなどが展示されていました。


次は急いで原宿ラフォーレミュージアムへ
resfest10のRESMIX SHORTSプログラムを見に行きました。
全部で16作品。
NAMIKIBASHIの「折り紙」が主な目的でしたが、他の作品も面白かったです。
「存在感」
実写とアニメを合せたもので無視され続けるオヤジの描写も良いのですが、深津絵里さんのナレーションが妙にしっくりときて面白かったです。
「停止円」
風景の中の○が映像の中とその中に映る写真の○となりコマ撮りによって次元がかわっていくとうもの。
アイデアは面白いのですが、表現のやり方があと一息といった感じでした。
「小さいオッサン」
オッサンとオバサンの画像を切り抜いたものが日常の風景を散歩するのですが、子供が人形遊びをする時のような粗い動きで滑り台を滑ったりして、妙な可笑しさがあります。
「昭和ダイナマイト」
戦隊ものをモチーフとしているのですが、ヒーローは作業服にヘルメット。
実写とアニメが混ざった不思議な世界です。
悪者を倒したあとにかかった経費の内訳が表示されるのも中小企業らしくて笑えます。
今回3作あったのですが、続きが見たいです!!
「THE TRAINS」
電車の通過する映像と音を分割した作品。
電車が1/2になったら音も1/2にといった具合で、分割した音で「カエルのうた」を輪唱したりするのが面白かった。
「WE LOVE MUSIC,WE LOVE PEACE」
キッチンの食料品のパッケージに描かれたキャラクターが持つ銃を発砲しあう台所戦争。
シリアルや缶詰の絵なのにすごい迫力で台所がメチャメチャになってしまうのですが、はずみでレコードがかかり音楽が鳴り出すと銃が楽器となり皆で歌うというものです。
「ORIGAMI]
THE JAPANIESE TRADITOINシリーズなので外国人向けの日本の文化を紹介する作品。
折り紙名人の対決「折り合い」で一方は精巧に折あげるのに一方は紙をクシャってするだけで、結果クシャってした作品が勝ってしまうのですが、もともと折り紙というのは見立てな訳なので、作る側の創造力と見る側の想像力の勝負だなぁと感じました。
やはり笑いはこの作品が一番多かったですよ。
「東京カニコ」
現代版サルカニ合戦
ナレーションが面白いです。
コチラで見れますよ。→東京カニコ
「RAPID MOVEMENT」
マクロの世界。羽やお札や硬貨をどんどんズームしていくのですが、もう何がなにやら???
普段何気なくみているものをズームアップするとあんなふうになっているのかぁ!!と驚きます。
映像としても美しい作品です。

次に青山スパイラルの「Smooth Sailing for BEARING」NSKベアリングアート展」
普段あまり目にすることのないものですが、ステンレスの光沢と円形と球の組み合わせが美しい部品です。
この部品をテーマにした作品がズラリと並んでいます。
「ベアリングの海」日比野克彦
ベアリングのボールを敷き詰めたところをタライにのって滑ります。
楽しいですよ〜!
小さな模型もありますが滑りのよさが気持ちいいです。
「ベアリングのボールを用いた彫刻」名和晃平
大小のボールを磁石でつけたオブジェ
固定されていなくて磁気で繋がっていると思うと触ってみたくなりますが、ガマンガマン。
透明はケースに入ったボールが絶え間なく流れるという作品もあり、とても綺麗ですがジッとみてると酔いそうになります(笑)
「空気のベアリング」鈴木康広
回転する円盤の穴から風が吹き出てベアリングのボールを持ち上げるという作品。
風力で持ち上げるという不安定な物なのに、落ちたりしないのが不思議です。
「ベアリンググロッケン」川瀬浩介
ベアリングのボールを使った鉄琴の自動演奏機。
4箇所から落ちるボールがその下にそれぞれ階段状に鉄琴が並んでいて跳ね返りながら音を奏でます。
ボールを落とすタイミングによりとても美しい音を奏でます。
ボールがとても正確な放物線を描くのにも驚きます。

その他、しりあがり寿の漫画も笑えます。
ベアリングを自分で組み立てる体験もできます。
なかなか難しいのですが、できたものがスムーズに回転するとちょっと感動です。

面白いものが沢山見れて、有意義な一日でした。






2 件のコメント:

あきあかね さんのコメント...

ざらえもんさん、ありがとう。。。
東京カニコ…第3話で終わってしまって、続きは???
と思っていたところでした。
最後まで見て、スッキリしました。
ナレーション、宮迫さんですよね。。。
原宿のあと、青山方面のご用事は、これでしたか!
お二人のパワフルな行動、リスペクト!!!です。

ざらえもん さんのコメント...

あきあかねさん
ルイヴィトンの店のオラファー・エリアソンの作品に興奮してすっかり失礼してしまいました。
せっかく都内に行くのでアレもコレもと欲張ってスケジュールを立てるのですが、この日は本当に収穫の多い一日でした。
ベアリングアート展は26日までですがオススメです。
東京カニコのナレーション、宮迫さんかなぁ?
似てるけどちょっと違う気もするので調べてみたら丸山 博久さんという方でした。
ストーリーも担当されているようですよ。
あの関西訛りのしゃべりがあるから面白いんでしょうねぇ。。。
ポットペッパーのアテレコも関西訛りで面白いですもんね。