2006年10月21日土曜日

三鷹の森ジブリ美術館

ずっと行ってみたかった「三鷹の森ジブリ美術館」に行ってきました。
開館からもう何年も経っているのに人気があるんですねぇ・・
土日のチケットは手に入らなかったので平日の休暇で行って来ました。
平日ならば空いているんだろうと思ったら大間違い!
結構な人出で驚きました。
小さい子供がめちゃ多かったです。
この様子だと土日なんてとても鑑賞する余地がないんじゃないかと思います。


ジブリ

ラピュタのロボットは屋上庭園にあります。
館内は撮影禁止ですが屋外は撮ってもよいらしいです。
ねこバスは室内にあるので撮影できず・・・
しかも子供しか入れないように柵がしてあるので触ることすらかないませんでした。
う〜〜ん残念!
ねこバスと言えば、館内の映画館「土星座」では『めいとこねこバス』が上映されていました。
『となりのトトロ』の続編、ねこバスの子供とめいが仲良しになるお話でねこバスが沢山でてきます。
ねこバスは年を重ねるごとに足の数が増えるらしく、おばあさんのねこバスはありえない数で笑えます。
字幕で音声解説が出てて聴覚障害の方も楽しめるようになっています。
めいの声がちょっと老けてきたなぁ・・・

企画展として「アードマン展」もやってました。
ウォレスとグルミットでお馴染みのクレイアニメ制作スタジオですが、私はこの映画は見たことがないので、今度DVDを借りてみようと思いました。
伊藤有壱氏のI.TOONの展覧会を見たときもそうだったのですが、粘土アニメを作る方の途方もない労力に驚かされます。

岩井俊雄さんのトトロぴょんぴょんも見ました。
岩井さんの時間層の技術を応用した立体アニメーション。
実際に岩井さんがキャラクターを粘土コネコネして作ったわけではないのですが、その動きの可愛らしさや繊細さは流石にジブリのアニメーターと一緒に作っているだけあって見とれてしまいます。
この作品はストロボをあてる時間とストロボも回転も止める時間がわりと頻繁に入れ替わるので仕組みが理解しやすくなっています。

一番時間を費やして見たのは、アニメーションのできるまでを展示してある部屋。
膨大な量の原画に圧倒されます。
ノルシュテインの絵もチラホラ混ざっています。
宮崎さんのお部屋風に机の展示とともに様々な本や雑貨などを見ることができます。
どれもあの映画のアレはコレがモデルかぁ〜と思わせるものばかりで、ワクワクしますよ。

最近めったに使わなくなった鉛筆ですが、ここでは健在でちびて使えなくなった鉛筆がいっぱい詰め込まれた瓶は、やってきた仕事の大きさを感じさせますね。
仕事で使っているボールペンのインクが無くなって新しいカートリッジに取り替えるときに「ヤッタ〜!!!私ってよく仕事したなぁ〜」と嬉しくなるのですが、そんな達成感と同じですかねぇ(笑)

建物もとても素敵でどんな小さな物にもジブリの拘りを感じる世界です。
入場チケットは時間制ですが退場は時間制限が無いので、今度は平日午前中から行こうと思います。
ローソンのチケットで入場する時にフィルムチケットをもらえます。
どんな絵がでてくるかはお楽しみです。
ちなみに私のはソフィーが荒地の魔女のおばあちゃんにおかゆを食べさせているシーンでしたよ。

フォトアルバムはコチラ


2 件のコメント:

あきあかね さんのコメント...

写真、見せていただきました。
いいなぁ〜。行きたいのですが、なかなか。。。
ローソンで前売り券を買わなきゃ。というあたりから挫折しています。
子供たちは、もう付き合ってくれそうにもないし。
孫がもう少し大きくなったら、一緒に行ってもらおう(笑)

ざらえもん さんのコメント...

お芝居のチケットはローソンで早くから前売りを買うのにねぇ・・・
いつでも行けると思うと、なかなか行く機会を作れないですよねぇ。
平日なら、当日でも大丈夫そうですよ。
ねこバスや映画はお孫さんもきっと喜ぶでしょうからぜひ連れて行ってあげてください。
でも展示室は小さい子にはちょっと退屈かもしれないなぁ・・
ご夫婦で来られている方もお見かけしましたよ。
ご主人と一緒にドーデス?(笑)