2006年10月12日木曜日

「勝手に広告」展

本日は休みをとって免許証の更新に行ったので、お出かけついでに銀座まで足をのばしてギンザ・グラフィック・ギャラリーで開催中の 「勝手に広告」展に行ってきました。

中村至男氏と佐藤雅彦氏が雑誌『relax』『Casa BRUTUS』で掲載していたシリーズだそうです。
実際に雑誌で目にしたことはなかったのですが、いろいろな企業のをモチーフにした作品で、どれもとても面白いです。
表現の仕方、モノの見方が佐藤さんらしくて見ていてワクワクします。
プロジェクターを使った作品は本には載っていなかったので、この展覧会用に作られたもののようです。

白いテーブル、少し傾斜しているのですが傾斜の下方に小さい滑り台が2台設置されています。
その滑り台からオレンジの玉を転がすと玉の軌跡が放物線を描きます。
今度は青い玉を転がすともう一本微妙にずれて放物線を描きます。
描かれた一本の放物線の内側ともう一本の放物線の外側の重なった部分が切り取られて色が反転します。
と同時にテーブルの隅に『NIKE』の文字が!!
ちゃんとあのナイキのマークが出来あがっているんですよ。
「ほぅ〜〜〜〜!!」ってなりますよ。

あとエプソンのプロジェクタも面白かったです。
ビデオカメラでエプソンのプロジェクタの側面のロゴを撮影しているのですが、その画像をプロジェクタを通してスクリーンに投影しているというもの。
あぁ、これは日常のクラクラ現象だ!!

ピタゴラ装置でできるIBMの文字とか
ぱっと見ても「?」なのですがちょっと考えると「!」となる作品ばかりです。



2 件のコメント:

碧 さんのコメント...

なんと、私も今日昼頃観に行ってました。
前回も知人とばったりで、gggは接近遭遇率高しです。
NIKEの、おもしろかったですね。
2色の球の微妙な持ち重り、で全く同じところに着地するのが不思議。
どの作品も、どうしたらあんな風に発想出来るのかな、視点の変換ができるのかなーと、感心しきりでした。

ざらえもん さんのコメント...

碧さん>
おお!ニアミスでしたねぇ〜 残念!
私は3時半頃に着いたのですが、平日のこんな時間でも結構な人で、流石、佐藤雅彦さんの人気はすごいなぁ・・
どの作品も、見てからちょっと考えると「あ!こういうことか!」という発見ができてとっても楽しいですね。
ホント、どうやったらこんな発想が出来るんでしょうねぇ・・・