2005年3月22日火曜日

カレル・ゼマン


kareru
連休中TSUTAYAが半額だったので、人形アニメのDVDを借りました。
本当はロマン・カチャーノフの『ミトン』が観たかったのですが、無かったので、カレル・ゼマンの『鳥の島の財宝』と『狂気のクロニクル』です。
”幻想の魔術師カレル・ゼマン”と呼ばれているらしく、いろんな手法を取り入れた映像を作っています。何しろ50年位前の作品ですので、映像は地味なのですが、お話の内容はとっても正統派、わかりやすいです。
『鳥の島の財宝』は人形アニメ60分位で結構長いです。キャラクターも可愛くはありませんが、動きや表情には愛嬌があり、笑える場面も結構あります。
私はこの主人公が賢太郎さんに似てる気がするのですが・・・。
狡賢いペリカンが相棒で出てくるのですが、こいつの表情がまた良いです。
小さな島で皆自分の仕事を持ち、平和に暮らしていたのですが、ある日主人公が海で遭難した海賊を助けたために、島に財宝が転がり込み島の人達の生活が変わってしまい、本当の幸せは何かということを気付くという内容です。

『狂気のクロニクル』はまだ途中までしか観ていないのですが、コチラは実写映画です。
時々アニメーションが入ったり、特撮映像が入ったりします。
動きが結構おもしろいです。
この作品は、戦争の愚かさを描いている感じでしょうか。
調べてみると他にも随分沢山の作品があるので、観てみたいなぁ・・・。
TSUTAYAで、アートアニメのコーナーってつくってくれないかなぁ・・。

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