2010年5月30日日曜日

パレード

調布パルコキネマで、行定勲監督のトークショーと上映があるというので行ってきました。
以前、何かの映画を観たときの予告で気になっていた映画です。
若者4人がルームシェアで暮らす部屋に、異質な男の子が加わる事と、世間で起こる猟奇的な暴行事件との関わりから最後は人間の持つ怖さを感じる映画でした。
行定監督は、とてもよく喋る方でお話もわかりやすく、楽しいトークでした。
本当は上映前だけだったのですが、上映後にも映画を観た後にも話したいことがあるし、皆さんの感想も聞きたいとのことで、急遽上映後もトークショーが行われました。
キャスティングの裏話やこの作品が映画になるまでのいきさつなど、興味深いお話ばかりでした。
人間の負の部分を肯定する事が原点となっていると監督は言っていましたが、他人の負の部分を見つけて安心する自分というのが人間の心の中にはあって、それが最後の6カットで感じました。
クスリと笑える部分も沢山ありますが、重い内容の映画です。
パレード公式サイト

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