2010年5月3日月曜日

府中市立美術館へ行ってきました。

歌川国芳 奇と笑いの木版画 をみてきました。

日本画の展覧会はあまり行かないのですが、歌川国芳という人の版画は、ユーモアがあって面白そうです。
「天保の改革」によって歌舞伎役者の似顔絵や美人絵を描くことを禁止されたことにより、発想の転換でユニークなアイデアの作品を作り出した人なんだそうです。
逆境を順境に変えるパワーの持ち主だったのですね。

「みかけハこハゐがとんだいゝ人だ」などのだまし絵的なものも面白いですが、きっと絵に書き込まれた文字が読めるともっと面白いんだろうなぁと思います。
昔のかな文字を筆記体のつづき文字で書いてあるので、まったく読めないのが残念でした。

子供向けに昔のかな文字の読み方をパネルで説明したコーナーが最後にあります。
版画を体験できるコーナーもあります。

写真は府中の森公園の並木道。
緑のトンネルで気持ち良かったです。

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