2006年6月11日日曜日

銀座のギャラリーめぐり

今日は日比谷野外大音楽堂に行く前に銀座でギャラリー2件寄ってきました。
aiwendilさんの所で紹介されていたので・・・

まずはギャラリー小柳でオラファー・エリアソン展
原美術館でのオラファーの作品は光の影というテーマでアクリルや水などを通した光の動きが実に綺麗な作品だったのですが、ここで展示されているものもはさらに光と鏡を使い万華鏡を進化させたような作品です。
照明器具のような作品が3点、万華鏡好きにはたまりません。
上から吊り下げられた三角形のアクリル版をつないで作られた多面体のなかに電球があるのですが、見る位置により色が変わりキラキラと、周りに映る影も素敵です。
他に5角形で構成された球体や周りを竹で編んだ籠で覆われたものがあります。

他にリンク先のサイトの写真の作品は窓の外の風景をスクリーンに映し出すのというもの。
この原型は原美術館にもありましたが、今回のはそのスクリーンを鏡で囲っているのでこれも万華鏡のようです。

他にも写真の作品や大きなパラボラアンテナみたいな照明器具みたいなものもありますがこれはちょっと良くわからなかったです。
説明が全く無くてギャラリーの受け付けの人も途中でいなくなってしまい、結局聞くこともできずにわからず終いです。

次はINAXギャラリー1
小さな骨の動物園展
動物の骨の標本展です。
魚の骨、鳥の骨、小動物の骨、水牛や猿までも。。。
驚いたの哺乳類の鼻のなかの骨、繊細でとても綺麗です。
魚の骨の標本の作り方をビデオでやってましたが、魚の頭をパイプ洗浄液につけると皮やら肉が溶けるというのも驚きです。
そうだよな、髪の毛を溶かしちゃうんだものねぇ・・

ギャラリー2の塩保朋子展も凄い作品でした。
縦2m横6m位の大きさの紙に細かい模様が切りぬいてあるのですが、本当に細かい。。。
片面から光を当てているので裏側にまわるとその影がまたすごい空間を創り出しています。
リンク先の画像でだいたいご想像いただけると思いますが、実際に見るとう〜ん圧巻!!ですよ。



2 件のコメント:

aiwendil さんのコメント...

おや! 私も昨日行きましたよ!
エリアソンの万華鏡的作品、良かったですね。
窓の外の風景が永遠に続いている光景にクラクラきてしまいました。
竹籠の中の星空めいた光も好きでした。
受付にお品書きの値段表があったのが面白かったです。
買えるんですねえ、あれらの作品。
・・・お金さえあれば(笑)。
骨の博物館は狭いスペースに充実の展示でしたね。
でも、魚の標本ではどうしても干物を思い出してしまっていけませんでした。
ヒメタラとか氷下魚とかを連想して、ああおいしそう、って(笑)。
そして、塩保朋子さん!
まったく存在を知らずに見たので圧倒されました。
表の繊細さに『わあ、すごい!』。
裏に回って『・・・!』。
光と影に言葉を失いました。
本気で感動してしまって。
目の離せない作家さんになりそうです。

ざらえもん さんのコメント...

あら、aiwendilさんもいらっしゃったのね。
塩保さんの作品を見てaiwendilさんなら出来るんじゃないか・・是非aiwendilさんに見てもらいたいなぁと思っていたところだったので良かったです。
「わぁ、すごい・・・これはすごいわぁ・・」
私も何度も口にだしてしまいました。
テクノロジーを駆使した作品も面白いですが、こういう自然の原理を生かした作品も良いですね。
オラファー・エリアソンの写真の作品で光の軌跡を描いたものがありましたが、あれは原美術館に常設展示する企画と関係がるのかしら?
あの巨大なライトの作品とともに気になっております。