2011年11月13日日曜日

横浜トリエンナーレ

ヨコハマトリエンナーレは10月29日にもう一度行ってメイン会場を見てきました。
一番のお目当てだった泉太郎さんの作品はやはり面白かったです。
部屋にいろいろなモノがおいてあって、それだけ見ると何だろうって思うのですが、テレビが3台置いてあって、それぞれの画面の中には猿のかぶり物をした人がひとりずつ立っています。
中央の猿が適当にモノを取り、「たたく」と行って叩いたり、「抱きしめる」といってだきしめたりします。
両側の画面の猿たちも、適当にモノを取り中央の猿の指示に従って自分の手にしたモノを叩いたり抱きしめたりするのですが、中央の猿が持っているモノと違うものなので、中央の猿の指示通りに行動をおこすと可笑しな動作になってしまうということが多々あります。
それが可笑しくて、見ている人も失笑。。。
あと、同じ言葉でもとらえる側によって解釈がかわったりすることがあるってことにも気付かされたりします。

あと、横浜美術館にあった岩崎貴宏さんの作品もおもしろかったです。
広い会場の中にある小さなオブジェを望遠鏡で見るのですが、小さいと言っても15cmくらいはあるので肉眼でも十分見ることのできるものなのです。
でも細い細い髪の毛やホコリで出来ているらしく、望遠鏡で見て、初めてそこにあることに気づく感じの作品です。
そこにあるのに、見えていない。
生活の中にはこんなこと沢山ありますよねぇ。。

美術館の中でも撮影OKの作品があったのでアルバムにUPしました。

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