2012年7月15日日曜日

特撮博物館と東大

先週の日曜日に東京都現代美術館の「 館長 庵野秀明 特撮博物館」を見てきました。
公開は10日からだったのですが、先行で1万人ご招待会というのがあったので一足早く見ることができました。
実はうちの近くに撮影用の道具を作っている会社があって、毎日その横を通りながら「この会社は何をつくっているのかしら。面白そうだなぁ。」と思っていたのですが、ちょっとググってみたら、ナント特撮博物館に出展しているとのこと。
本当にすごい会社だったのね。
ちなみにその会社はマーブリング・ファインアーツといいます。
さて特撮博物館の内容ですが、私が子供の頃みていたウルトラマンなどの特撮もので使った小道具の展示と「巨神兵、東京に現わる」という短編映画の上映とメイキングの展示。特撮の技法の説明、ジオラマの展示などなど。
特撮の技法はわかりやすく展示してあるので、本当に面白いです。
短編映画をみて、ここはCGなんだろうと思ったところも全て手作りで意外な方法だったりするのも驚きです。
創意工夫であらゆる表現をする人たちに脱帽です。
メイキングのDVDが欲しいなぁと思ったのですが、さすがに売ってなかったわ。。。
展示物は撮影禁止ですが、最後にジオラマがあってそこでは撮影OKです。



この日、東京大学制作展パルスを見に行くつもりだったのですが、特撮博物館があまりに見応えがあったので時間が足らず、翌日の午前中をつかって見に行って来ました。
秋に行われる制作展の中間発表なのだそうです。
東大には初めて足を踏み入れましたが、どの建物も素敵なんですねぇ。。
おばさんが行っても平気な場所かなぁ。。とちょっと不安だったのですが、
行ってみたら、学生さんが真摯に説明をしてくれるので作品の意図や表現したいこともよくわかりました。
面白いなと思ったのは「心代わり」という作品。
小さな袋の中に入っているものが突然動き出すのですが、自分の心臓と同じ動きをしていると聞いいて驚きです。PCの操作で他の人の心臓と代わったりするのですが、心臓の音や動きは人によって本当に違うというのを実感させられます。
瀬戸内の芸術祭でボルタンスキーの心臓の音アーカイブというのがありますが、心臓の音は人によって違うというのをこの時に知ったのです。
この作品は音だけでなく動きを感じることができるのでよりわかりやすいです。
他の作品もいろいろ考えられていて、普段何気なく見過ごしていることにはっと気付かされたりしておもしろいなぁと思いました。
秋の制作展にもぜひ行ってみようと思います。




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